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査察・監査における通訳
アイ・エス・エスの通訳サービスは、アメリカ食品医薬品局 (FDA) など、各国の医薬品当局による査察の現場でも多くのお客様にご利用いただいております。
実際の査察や監査の現場での通訳はもちろん、事前のコンサルテーションなどの関連会議での通訳にも対応しています。査察や監査通訳現場をよく知る担当者と経験豊富な通訳者が、貴社の査察・監査の円滑な進行をご支援いたします。
通訳実績のある査察・監査の一例
・各国当局(FDA、EMA、KFDAなど)の査察
・PMDA対面助言・事前面談(治験相談・簡易相談)
・GxP(GLP、GCP、GMPなど)
・ファーマコビジランス監査
・会計監査
・ISO監査
・情報セキュリティ監査
・海外取引先による監査 など
アフターコロナの査察・監査における通訳実施例
これまでは査察官が来日し、「対面での実施が原則」とされていましたが、アフターコロナでは、その様子が少し変わってきています。アフターコロナにおける、査察や監査での通訳の実施例とそれぞれの特徴・注意点を、通訳業務の視点から3つご紹介いたします。
すべてオンライン
査察官・クライアント様・通訳者がそれぞれオフィスや自宅から参加します。コミュニケーションがとりづらい場合があるため、「もう一度言ってください」等、通訳者が話しやすい環境づくりが大切となります。
査察官のみオンライン
査察官のみ海外からオンライン参加し、クライアント様と通訳者は同じ場所(本社や工場)から参加します。お客様⇔通訳者のコミュニケーションがとりやすい点がメリットです。
すべて対面
査察官・クライアント様・通訳者の全員が同じ場所にいます。
オンラインでの査察・監査の通訳事例
(日本語⇔英語:逐次通訳)
ご依頼背景 |
・お客様ー大手製薬系IT企業様 ・内容ー海外からのGxP監査 ・参加ー海外から査察官数名、自宅から通訳者2名、日本本社からお客様5名 ・会議システム-webex |
ISSの解決策 |
お客様にはwebexのログイン情報を作成していただき、参加者全員が同じwebexにアクセス。webexで会議資料をモニタ越しで確認しながら、査察官、お客様からの発言もそのwebex上で行い、通訳者もそのwebexから通訳を届けます。この方法で無事に数日にわたる査察を滞りなく終了。お客様にもご満足いただきました。 |
査察・監査の通訳~よくあるご質問~
FDA査察のため会議回線が途切れないよう準備したいのですが、万が一通訳者のネット回線が切れてしまったとき、どうしたら良いですか。開く
会議プラットフォームの多くは電話による音声参加が可能なため、ネット回線が切れた場合、急ぎ電話参加に切り替えるなどして対処します。端末に不具合がある場合は、多くの通訳者がバックアップデバイスを準備しているため、急ぎバックアップ端末へ切り替えることができます。
オンライン査察で、通訳者全員が同じ場所から会議に入ることはできますか。開く
担当する複数の通訳者を、当社内の施設「ISS遠隔通訳専用ルーム」やお客様の施設などで対応するように手配いたします。
海外時間に合わせて深夜時間帯での対応は可能ですか。開く
可能です。深夜・早朝時間帯での対応は、深夜早朝料金を追加で申し受けます。
査察や監査の資料の翻訳が必要な場合には、あわせてご相談ください。グループ会社の(株)翻訳センターにて、大量・短納期の翻訳にも対応しております。お客様のご要望に寄り添いながら、グループ会社間で連携をとって対応いたします。
アイ・エス・エスでは、対面・オンラインでの査察・監査のいずれも多数の実績があります。クライアント様と通訳者の双方に対して入念なヒアリングを行い、豊富な経験をもとに、査察・監査を乗り切るための最善の通訳方法をご提案いたします。
まずはご相談ください