4月20日（金）～21日（土）、東京・赤坂迎賓館において、第4回日本・メコン地域諸国首脳会議が開催されました。会期中には、首脳会合のほか、歓迎夕食会や宮中茶会なども開催され、宮中茶会におかれましては、天皇陛下、皇太子殿下、秋篠宮文仁親王殿下が各国首脳と御歓談なされました。

弊社は、会場設営、通訳、翻訳、接遇、輸送、宿舎手配、演出、プレス対応、晩餐会等の全体運営を担当し、内閣府、外務省、警察当局等との連携を緊密に行いながら準備にあたりました。
通訳では、カンボジア語、ラオス語、ミャンマー語、タイ語、ベトナム語の各言語の同時通訳をコーディネートし、アジア言語に強いISSとして活躍いたしました。

会議には、野田総理（議長），フン・セン・カンボジア首相，トンシン・ラオス首相，テイン・セイン・ミャンマー大統領，インラック・タイ首相，ズン・ベトナム首相の6カ国の首脳をはじめ、関係閣僚36名(閣僚級含)も各国から参加され、メコン地域開発等に関する会談が行われました。

日本は、先進国の中では先駆けで、メコン流域諸国に対して、6000億円の支援を新たに用意し、メコン地域への投資協力を表明しました。また、ミャンマーについては、別途、二国間会議において、3000億円の債務放棄を表明し、さらなる協力関係の構築をすすめることとしました。

今後、メコン地域の開発は活発になり、日本およびメコン地域諸国の関係強化がますます進むことを期待するとともに、弊社の通訳・翻訳、会議運営ロジサービスがさらにお役に立てるように邁進したいと思います。

第4回日本・メコン地域諸国首脳会議